スポンサーサイト

--年--月--日 - スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ ブログランキング参加中です。1日1クリックよろしくお願いします。

台北09-大学見学-

2010年02月06日 - 台北

_2010077
駅から大学へ向かう道。好きなんですよ。
この木が覆いかぶさってトンネルのような雰囲気となだらかな光のグラデーションが。



今日は国立台北科技大学に行ってきました。

ここは台湾では最高の工業大学であり、
建築系はもちろん工業デザイン、インテリアデザインも学科もあります。

まずは見学の経緯を。
以前大学を(アポ無しで)訪れたときに事務の人が好意で学生にメールを送ってくれました。
たまたま日本語がわかるひとがいたので、なんとかなりましたが、こういうイレギュラーなことを伝える英語は難しいです。事務の人みんなが「入学したいのか?」という先入観があるので。w

そうしたところ、設計学科に通う日本人留学生からメールをいただきました。
とても心良い人で、本日案内をしてくれるということになりました。ありがとうございます!


さて、ちょっとまとまりないかもしれませんが下記に書き連ねます。

残念ながら、作品の模型はあまりありませんでした。旧正月期間の冬休みなので。
4年生が卒業制作に向けて周辺模型を作っていました。
提出は5~6月ごろ。1年かけてすすめるようで、3~4回の中間発表があるそうです。
しかも、中間発表で面白くないと思われた場合はそこで切られるとのこと。
卒業率がかなり低いらしいです。それだけ厳しいということですね。

_2060242
周辺模型の写真

色はスプレーでつけているみたいでした。私が大学の頃はジェッソにアクリル絵の具でしたが。
基本的な模型の作り方は変わりません。
ただ、スタイロフォームではなくスチレンペーパーを積み重ねている人が多かったです。

作業室はこんな感じ。
_2060241
音楽かけながら作業していたりと、どこも製図室の空気はあまり変わらないですね。


_2060236
これは格子状のユニットを積み重ねてランダムに作成したオブジェ。
最近作ったみたい。
今後、これに植物を絡ませてパーゴラの様にしていく計画があるみたいです。


ここでこの大学で最近言われている言葉が「サスティナブル」だそうです。
日本でも良く聞きます。
日本語では「持続可能な」という意味ですね。
中国語では「緑建築」というのがほぼ同義にあたるそうです。
うーん。このまま日本の漢字の意味でとると少し違う気もしますが。

校舎にもサスティナブルを提唱する動きが色々見られます。
まずこちら。
_2060239
外からの写真を撮ってくるのを忘れてしまったのが非常に残念ですが、設計学部の校舎に沿って木の形をした(おそらく)スチールの構造体が7階建ての高さくらいで構築されています。幹の部分には等間隔で植物が設置されており、これは時間が経つと植物で覆われた木ができるといった具合でしょう。

校内の至る所にも植物がガーデニングされていました!しかし、写真を撮り忘れてしまいました。ごめんなさい。
イメージとしてはこんな感じ。
_2020121
この統一感のあるような無いような。w

そういえば、台湾ではいまLOHASが流行ってるんだ!
という話を台湾のあるメーカーの仕事をしていた時に知ったような。
LOHASという言葉は日本では滅多に聞かなくなったにしても、世界的な方向性はただの流行では終わらないでしょうね。


さて、台北の建築のほとんどがRCもしくはSRCだそうです。
台湾でよく見られる景色。
_1310132

この状況を教授陣は打破したいと感じているようで、
課題ごとの提出物は基本的な模型に加えて構造模型も追加されているようです。ああ・・・
確かに台北郊外の建築に限らず、建物が密集しているので地震のこととか考えると恐ろしいです。
古そうな建物も多いし。

ちなみに日本統治時代の建築も多く残っており、その時代に作られた物は日本人建築家の設計も結構あります。
西洋風に作られていますが。
この国立台北科技大学の初代校長も日本人だったみたいです。(そもそも日本籍学生を対象にしていた学校)

ビルの表情が豊かなんですよ。
よく見られる台北の住居です。
ベランダを塞いでいる家や、植物を外に出している家などあります。
窓のサッシに統一感がないのも妙です。
これは、住居が密集しているため少しでも中を有効的活用しようという知恵のもとベランダを内部としてできるだけ使おうという工夫なんだそうです。植物もベランダを有効活用しようとする知恵です。
また、屋上からの泥棒も多いので窓に格子をはめている家も数多くあります。
台北の住居の窓辺の表情が豊かな感じが好きなのですが、そういった事情を聞くとなるほど。頷けます。
窓を広く取らないのは夏の日差しが強いから。沖縄よりも南に位置するので当然の暑さ対策でしょう。
ちなみにこちらはいまでも気温は20度あります。来たばかりのときは26度ありました。


台北の日本から見た建築事情の少し奇妙な点がこちら。
空港から台北駅行きのバスから
建物間の境界がほぼゼロです。
日本だとまずあり得ないのではないでしょうか?(建築の人間ではないのではっきり言えませんが・・)
これも台湾の街の表情を作っている重要な要素ですね。

あとこれも
原付はこの様に道に整列
ちょっとわかりにくいですが、左右に伸びる道を見てください。
原付を境に奥が建物になりますが、建物の1階部分の一部は歩道になっています。
さらに奥に入ったところから店舗です。

車道→歩道(屋外)→歩道(屋内)→店舗

という流れです。
これは天候が変わりやすいことと、少ない土地を出来るだけ有効活用して上部の延べ床面積を稼ぎたい!という思惑からでしょう。
突然の雨でもほとんど濡れずに街を散策できるので結構便利です。


図書館には新建築もAXISもある。日本の雑誌も結構充実しているようでした。
_2060244
これは台北で人気のあるデザイン雑誌。
価格も手頃でなかなか充実した内容です。


すいません、長くなりました。
しかも後半は大学の話にほとんど触れていませんね。w


個人的にはいろいろ勉強になることの多い一日でした。
満足。


案内してもらった後はいろいろと情報交換を。
いっぱい話しましたね。久しぶりに。w
ありがとうございました!



にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ ブログランキング参加中です。1日1クリックよろしくお願いします。

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

コメント

      

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール


アズノタダフミ
'84年9月生まれ。
'07年名古屋市立大学芸術工学部卒業
同年より東京銀座のコミュニケーションデザインカンパニーにてデザイナーとして働く。(主に空間デザイン。店舗・ディスプレイ・イベントなど)

2007年 第1回愛知建築士会学生コンペ優秀賞
2007年 日本建築士会東海支部卒業設計コンクール佳作
2008年 DDA入選
2009年 DDA入選
同年 ディスプレイ産業奨励賞受賞

2009年6月 The DUFFER of St.GEORGE渋谷店にて「アズノ写真展-cherry-」開催。


デザイナーの目線で世界を見てみようと思っています。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。